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すまいみらいレポート

研究員ダイアリーヒュッゲな国デンマーク体験記

デンマークの“住”part1

デンマークの衣食住について、現地を訪れた研究員が紹介する「研究員ダイアリー」。
第四弾となる今回は、デンマーク人にとって最も優先度が高い「住」がテーマ。
デンマークの住まいには、どのような〝ヒュッゲ〟が込められているのでしょうか。

研究員紹介

國東 千帆里

大学・大学院で心理学・認知科学・色彩心理学などを学ぶ。学生時代は内装の色彩が人間の心理に与える影響や、肌がきれいに見える壁紙の色彩などについて研究。日本色彩学会 2011年学会大会にて発表奨励賞を受賞。2012年大日本印刷グループに入社し、壁紙の企画デザインを担当。2016年より、DNPすまいみらい研究所に所属。マーケティングやプロモーションのワークを中心に、トレンド情報を発信するセミナーやプレゼンテーションを担当。

築年数が古い建物は安心
魅力的で飽きがこない

厳しい気候が多いデンマークでは、長い時間を過ごす住まいの環境を快適な空間に保つことを重視しています。多くの人は一軒家に住んでいますが、都心部では賃貸で生活をする人もいます。賃貸でもDIYが自由にできたり、現状復帰をしなくて良いような所もあります。デンマーク人の家選びの特徴として、戸建も賃貸も築年数が古い方が価値があるとされています。それは、しっかりとしていて安心、古い建築は魅力的で飽きがこないからだそうです。

“ヒュッゲ”な空間づくりには
心地よいイスが必須

DIY文化が盛んなデンマークでは、床や壁の施工もまずは自分でやってみることがほとんど。家族で一緒にしたDIYは一生の思い出で、上手くいかなかったところも味となり、その人のパーソナリティだと考えられているそうです。また、住まいの中で〝ヒュッゲ〟な空間を作るために重要なのがイスや照明。デンマーク人はイスが大好きで、心地よいイスは〝ヒュッゲ〟な空間に必須アイテム。実際にデンマークのインテリアショップに行ってみると、イスがたくさんディスプレイされていました。

日本と照明が違うのは
肌の色や色素と関係あり!?

デンマーク人の生活には、家具と同様に照明とロウソクも重要な要素のひとつ。日本の住宅は天井からの直接照明が多いのですが、デンマーク人にとってそれは明るく青白過ぎるとのこと。デンマークでは間接照明が多く用いられていて、オレンジっぽい光がぼんやりと空間を照らしています。このように国によって好まれる光の色や照度が異なるのは、人種の肌の色や色素に関係があるのではないでしょうか?色素の薄い目を持つデンマーク人にとっては、日本のような青白い光では目が疲れてしまい、赤みのある白い肌をしていることから顔の血色が悪く見えてしまうようです。

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